医療事故

介護にまつわる法律問題~転倒事故における施設の責任~

近年、ますます介護事業の需要は高まっており、それに伴い、介護事業を巡る事故・トラブルも発生してきていると言えます。このような介護事故について、どのような介護事業者の責任が発生するのかということは、事業者にとっても、利用者にとっても関心の高い問題であると言えます。以前にも、介護事故の一類型として誤嚥事故について採り上げましたが、今回は、転倒事故について見ていきたいと思います。 (さらに…)

医療事故調査制度が、本日10月1日から始まります。

本日10月1日より、いよいよ医療事故調査制度が開始となります。

この制度の下では、医療機関が、当該医療機関の医療従事者の医療に起因し、又は起因すると疑われた死亡または死産(以下、死亡等といいます)で、当該死亡等を予期しなかったもの(以下、医療事故といいます)については、その医療事故の内容等を「医療事故調査・支援センター」(現在、日本医療安全調査機構がその指定を受けています。以下、センターといいます。)に、遅滞なく、報告しなければならないとされています。 (さらに…)

脳ドック受診は、慎重に

脳ドックについては、これを取り扱う医療機関も増え、突然襲う脳動脈瘤破裂のおそろしさを強調し、早期発見をしましょう、費用も10万円以下でできますという広告を目にする機会が多くなってきました。 (さらに…)

Q&A 合併症なら、医師に責任はない?

Q.合併症なら、医師に責任はない?

私は、蓄膿症の手術を受けましたが、医師は、手術の際に、医療器具で鼻の中の骨をつきやぶってしまいました。そのため、入院期間が1週間延びました。私は、医師の操作によって入院期間が延びたので、その分の医療費等の支払いを拒否していますが、病院の方からは、「手術前に、合併症としてこういうことは起こりうるという話もしてあるし、手術同意書にもその旨の記載もある。あなたは、それに署名をしているので、支払いをしてもらわなくては困る」と言われています。私は、治療費等の支払いをしなくてはいけないでしょうか。 (さらに…)

出生前診断による選別

平成25年5月28日のこの法律コラムで取り上げた裁判につき、先日函館地裁で判決が言い渡されました。この裁判の内容は、裁判所のネットで検索できます(http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140610114405.pdf 函館地方裁判所平成26年 6月5日付判決)。 (さらに…)

誤嚥事故をめぐる裁判例の現状~その3~

前回までは、どういった具体的要素を考慮して、介護施設側に責任が認められるかについて整理を行いました。そこで今回は、責任が認められる場合に、どの程度の損害が賠償内容として (さらに…)

誤嚥事故をめぐる裁判例の現状~その2~

前回は、誤嚥事故に関する裁判について、概要と過失の整理についてまで見ていきました。今回は、過失の各段階における具体的内容について、見ていきたいと思います。 (さらに…)

誤嚥事故をめぐる裁判例の現状~その1~

現在、日本社会は、超高齢社会と呼ばれる状況を迎えて数年が経とうとしています。そうした中、高齢者をめぐる事故やトラブルは、ますます増加し、その対応の重要性は高まっていくものと思われます。 (さらに…)

出生前診断といのちの尊厳

先日、医師が出生前診断の結果を読み違え、妊婦に「異常なし」と伝えた結果、ダウン症のお子さんが生まれたのですが、ダウン症の合併症で3カ月余りで亡くなったケースで、裁判報道があり、注目を集めています。 (さらに…)

誤嚥事故は避けられないが・・ 事故が起きた時の対応を判例から考える

4人に1人が65歳以上の高齢者となる時代、75歳以上の後期高齢者と呼ばれる年代層も増加しています。有料老人ホームや特別養護老人ホームはもとより、自宅から通うデイサービスなどでも、食事提供が行われています。咀嚼能力の低下が伴う利用者には、誤嚥事故のリスクが伴います。 (さらに…)